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# W16-ワーキング・バックワーズ

今週、Amazonの『ワーキング・バックワーズ』を読み、自社の方法論の根を多く見つけた。Amazonの方法は、会社が存在する根本の価値を中心に展開する。全員が存在理由を常に意識し、制御できる過程を重視し、比較的制御しにくい結果を理性的に見るようにする。

逆向きに働くとは、すべてをユーザーから考え、提供過程の最後に行うことを、最初へ持ってくることだ。通常、市場投入の最後の行為は発表であり、それを先にする。すべての製品とアイデアは、PR原稿とFAQから始まる。PRは顧客体験の見どころを示す。FAQは重要な詳細を網羅し、開発・提供にかかる費用と難しさを明確かつ徹底的に評価する。先に細部を考え、顧客と事業へ最も大きな影響を与える製品を見極めてから、貴重な開発資源を投じる。

これはリーン・スタートアップのMVPを技術的に一段進め、より集約的にアイデアを生む方法に見える。MVPが高コストの一面散水を必要な場所への散水へ変えたなら、ワーキング・バックワーズはさらに、精密な点滴灌漑へ進めたものだ。

入力指標と出力指標。入力指標は、会社の損益や自部門の成績だけでなく、ユーザーに役立つことへ皆の注意を向ける。少し極端な例を挙げる。損益だけを見ると、海底撈やStarbucksのような大手チェーンの利益は、業界平均より大幅に安い家賃による部分が大きい。海底撈が2018年に上場した際、家賃は総費用の4%未満だった。Starbucksの平均家賃は同業より15%低い。家賃の低さは出力指標だが、家賃削減を判断の指標にすると、不動産会社との関係づくりが中心になりかねない。実際の安さは、ブランド、サービス、「第三の場所」などの価値との交換で得られる。これらこそ制御できる根本で、見るべき入力指標だ。

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